初心者でも安心!Localを使ったWordPressのローカル環境の作り方

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初心者でも安心!Localを使ったWordPressのローカル環境の作り方

今回の記事では、Localアプリがインストール済みの状態を前提に、ローカル環境にWordPressをインストールと初期設定を完了させる手順を解説します。これにより、WEBサイトを構築するための準備が整います。

※なお、Localアプリのインストールは既に完了している状態からの解説になります。

この記事でわかること
  • Localアプリを使用したローカル環境の構築方法
  • WordPress最低限の初期設定
  • WordPress管理画面の実施しておくべき設定
  • トラブルシューティングのヒント
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ローカル環境にWordPressをインストールする手順

ここでは、Localを使用してローカル環境にWordPressをインストールする手順を詳しく解説します。
このステップを完了させることで、WordPressのテスト環境が整います。

STEP
Local(ローカル)アプリの起動
localWPインストール手順1
STEP
新しいサイトの作成

右下のボタンをクリックしてサイトを作成する準備をします

localWPインストール手順2
STEP
Create a site画面に遷移

「Create a new site」を選択 →次へ

localWPインストール手順3
STEP
What’s your site’s name?画面

サイト名の設定

サイト名は任意となります。今回はテストでサイトを作成するので「Test site」としていますが、ご自身で決めたサイト名があればそちらを入力してください。

localWPインストール手順4
STEP
Choose your environment画面

「Preferred」 →次へ

Preferrd:推奨設定
Custom:詳細をカスタム設定したい場合はこちらを選択

localWPインストール手順5
STEP
Set up WordPress画面

ユーザー名とパスワード設定 →メモをとる →次へ

こちらではWordPressの管理画面にログインする際に使用するユーザー名とパスワードの設定をします。
任意のものを設定していただいてOK
セキュリティ対策のため8文字以上の半角英数字と記号を入れてください。
localではパスワードの再設定ができないので必ず「ユーザー名」と「パスワード」はメモしておいてください!

localWPインストール手順6
STEP
インストールの実行
localWPインストール手順7

localにサイトをインストールする設定はここまでです。

この時に警告が出る場合は「はい」を選択して次に進んでください。Macの場合は、パスワード入力を求められる場合があるので、指示に従って進めてください。

補足:サイトの画面に表示されるPHPバージョンは、なるべく本番環境と合わせておきましょう!

localWPインストール手順(補足PHP)

WordPressの初期設定

インストールが完了したら、次はWordPress管理画面の初期設定を行います。今回は必要最低限の項目について解説します。これにより、Webサイトを構築するための基本的な準備が整います。

STEP
WordPress管理画面へのアクセス

localアプリの右上にあるWP Adminボタンをクリック

WP初期設定:アクセス
STEP
ログインする

ログインページが表示されたら、インストール時に設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力

WP初期設定:ログイン

ログインできない場合はこちらのトラブルシューティングをご参照ください。

STEP
初期設定

①言語設定
初期の状態では言語が英語になっているので、日本語に設定に変更する。

WP初期設定:日本語設定

Settings→Site Language→日本語を選択→変更を保存

WP初期設定:日本語設定

②タイムゾーン設定

「UTC+9」が日本時間になるのでこちらに設定しておきましょう。

WP初期設定:タイムゾーンの設定

言語とタイムゾーンの設定まで終えたら「Save Changes」で保存をして日本語になっているか確認してみましょう。

WP初期設定:最低限の設定

ここまでで必要最低限の設定を行うことができましたが、以下の項目も設定しておくことをおすすめします。

初期設定で最低限設定しておきたい項目
  • 言語設定:日本語を選択
  • タイムゾーン設定:自分の地域に合ったタイムゾーンを選択
  • 日付と時刻の形式:表示形式を選択して設定(お好みの形式でOK)
  • サイトタイトル:サイト名を入力
  • キャッチフレーズ:サイトの簡単な説明を入力
  • メールアドレス:管理者用のメールアドレスを設定

WordPressの管理画面の実施しておくべき設定

ここでは初期設定と併せて管理画面のベースとなる設定方法をご紹介。

  • 不要なページの削除
  • 【設定】> 【一般】の設定
  • 【設定】> 【表示設定】
  • 【設定】> 【ディスカッション】の設定
  • 【設定】> 【パーマリンク】の設定
  • ユーザーの設定
STEP
不要なページの削除

ダッシュボードの「投稿」「固定ページ」に初期で入っている不要ページの削除

投稿サンプルページ:HelloWorld
固定ページ:Sample Page(privacy policyは使う場合は残していてOKです。)

以下、「投稿」のHelloWorldの削除を例で紹介しますが、固定ページも同様の手順です。

投稿 > タイトルにカーソルを合わせると「ゴミ箱へ移動」が表示されるので、ゴミ箱に移動をクリック

WordPress管理画面設定:不要ページの削除

次に、ゴミ箱 > 「完全に削除する」を選択し、2段階の工程で不要ページの削除を行います。

STEP
【設定】> 【一般】の設定
WordPress管理画面設定:
設定>一般

ダッシュボード>設定>一般

一般設定では、サイトのタイトルキャッチフレーズを設定します。

入力後、必ず変更を保存で入力情報の保存を忘れずにしてください。

WordPress管理画面設定: 設定>一般
STEP
【設定】> 【表示設定】

ダッシュボード>設定>表示設定

フォイードの各投稿に含める内容:抜粋にチェックを入れる

WordPress管理画面設定: 設定>表示設定

抜粋を選択する理由
抜粋を設定することで、記事の短い説明が表示されます。これにより、訪問者が内容を理解しやすくなります。

検索エンジンでの表示:
検索エンジンによるインデックスを許可する」を選ぶと、Googleなどの検索エンジンがあなたのサイトを見つけて、検索結果に表示してくれます。これにより、より多くの人にサイトを見てもらえるようになります。
※今回ローカル環境ですのでOFFのままでも問題ありませんが、本番環境の際は必要に応じてチェックを入れてください。

STEP
【設定】> 【ディスカッション】の設定
WordPress管理画面設定: 設定>ディスカッション

ダッシュボード>設定>ディスカッション

デフォルトの投稿設定:すべてチェックを外す変更を保存

スパムコメントや不要な通知(ピンバック・トラックバック)を防止するため、これらのチェックは外しておくことをおすすめします。

WordPress管理画面設定: 設定>ディスカッション

コメントを許可するタイプのサイトの場合は必要に応じてONの設定をしてください。

STEP
【設定】> 【パーマリンク】の設定
WordPress管理画面設定: 設定>パーマリンクの設定

ダッシュボード>設定>パーマリンク

下記の「おすすめのパーマリンクの設定」を参考にご自身に合った設定をしてください。
チェック後は、必ず変更を保存を忘れずに保存してください。

WordPress管理画面設定: 設定>パーマリンクの設定
おすすめのパーマリンク設定

1.投稿名を含む設定 (/%postname%/)

  • おすすめな人:ブログやニュースサイトを運営し、コンテンツが頻繁に更新される人。
  • 理由:記事のタイトルがURLに含まれるため、内容がわかりやすく、SEO効果も高いです。

2.カスタム構造 (/%category%/%postname%/)

  • おすすめな人:複数のカテゴリーを持つサイトを運営している人。
  • 理由:カテゴリー名がURLに含まれることで、訪問者がどのジャンルの記事かを一目で理解しやすくなります。

補足:IDを含む設定 (/%post_id%/)
おすすめな人:文字化けのリスクを避けたい、SEOやユーザビリティを重視しないシンプルなサイトを運営する人。
理由:URLが数字のIDになるため、文字化けのリスクが少なくなります。また、特定の投稿を直接参照しやすいですが、内容がわかりにくくなるため、SEO効果は低くなります。

STEP
ユーザーの設定

ダッシュボード>ユーザー>ユーザー名をクリック

WordPress管理画面設定: ユーザー

ユーザー名クリックで「プロフィール」ページに遷移します。

WordPress管理画面設定: ユーザー

ルールバーの右上にユーザー名が表示されていますが、ユーザー名は管理者やログイン情報に使われるため、公開するとセキュリティリスクが高まります。

ニックネームを変更することで、ユーザー名を隠すことができます。

少し下の方にスクロールし、以下の項目の設定を変更します。

ニックネーム:任意のテキストに変更(ここでは「サイト管理者」とします。)

ブログ上の表示名:選択欄から「任意のテキスト(サイトの管理者)」を選択します。

変更が終えたら忘れずにプロフィールを更新をクリックして保存ください。

WordPress管理画面設定: ユーザー

サイト上で表示される名前を任意のテキストに変更することで、セキュリティを向上させつつ、ブログやサイトのテーマに合った名前を表示できるようになります。

WordPress管理画面設定: ユーザー

トラブルシューティングのヒント

WordPressにログインできない時の対処法

LocalのWP AdminからWordPressログインを試みた際、「ユーザー名」と「パスワード」が正しいにもかかわらずログインできない場合、以下のエラーが表示されることがあります。

トラブルシューティングのヒント1

チェックポイント:「One-click admin」が「On」に設定されているか確認してください。

トラブルシューティングのヒント1-2
この記事のまとめ

この記事で紹介した手順を実践することで、WordPressの基本的な環境が整いました。
次は、テーマの選択やプラグインのインストールに進んで、サイトをさらにカスタマイズしてみましょう。

また、トラブルシューティングに関しては、別の問題が発生した場合に随時更新していく予定ですので、ぜひご確認ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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