Photoshopで図形を使ったことはありますか? 
長方形や楕円形などの基本図形は、そのまま使うだけでも便利ですが、ちょっと形を変えてみるとデザインの幅がぐんと広がります。
今回ご紹介するのは、「パス選択ツール」を使って図形を自由に変形する方法です。
これを覚えると、シンプルな図形がロゴやアイコン、ちょっとした装飾パーツにもアレンジできるようになるんです。よ!
私自身もPhotoshopを始めたばかりの頃、図形ツールは「四角や丸を描くだけのもの」と思っていました。
でもパス選択ツールの使い方を知ってから、「あ、ロゴの一部も自分で作れるんだ!」と気づいて、一気にデザインの自由度が上がったんです。
「なんだか難しそう…」と感じる方も大丈夫!安心してください。
ポイントを押さえれば、誰でも直感的に操作できるようになります。
それでは一緒に、Photoshopで図形を思い通りに変形させるテクニックを見ていきましょう!
Photoshopの基本的な図形ツールを理解しよう
まずは、基本の「図形ツール」から確認していきましょう。
ツールバーの中にある図形ツールを選ぶと、長方形や楕円形など、よく使う形をすぐに描くことができます。
ここまではシンプルで迷うことは少ないはずです。
でも実は、これが“変形のスタート地点”なんです!描いた図形をあとで「パス選択ツール」で触ることで、形を自由にアレンジできるようになります。
私も最初は「四角や丸を置くだけで何に使うんだろう?」と思っていました。
でも少し変形させただけで、ロゴやバナーの部品に早変わりして、「あれ?これ意外と使える!」と感動したのを覚えています。
図形の基本的な描き方
ツールバーから「長方形ツール」をクリックして、画面上にドラッグしてみましょう。


Shiftキーを押しながらドラッグすると、きれいな正方形を描くこともできます。
これはちょっとしたコツですが、後々ロゴやアイコン作成で役立つので覚えておくと便利です!

ここまでは“図形の準備運動”。
次からは「パス選択ツール」で変形させる本番に進んでいきましょう!
パス選択ツールで図形を変形する方法
いよいよ本題です。図形を自由に変形させるために使うのが 「パス選択ツール」 です。
- パス選択ツール(白い矢印):図形の角や辺をドラッグして形を変えるときに使います。
- パスコンポーネント選択ツール(黒い矢印):角を丸めたいときや細かく調整したいときに便利です。

⬇️パス選択ツールを選択している状態

⬇️パスコンポーネント選択ツール

長方形を変形してみよう
長方形は一番シンプルな図形ですが、ちょっと触るだけで大きく印象を変えることができます。
- 辺を斜めに動かせば動きのある形に
- 角を丸めればやわらかい印象に
- 片側を伸ばせば台形に
操作はとても簡単。
変形したい角や辺をクリックしてドラッグするだけです。気に入った形になったら確認画面で「はい」を選べば完了です。

直角三角形を作る場合
長方形から三角形を作るのも難しくありません。
片側のポイントを選択して移動させれば、きれいな直角三角形が作れます。
完成イメージ


長方形のアレンジ例
シンプルですが、ちょっと角度を変えるだけでも「アイコン風」「ロゴの一部」として使える形に早変わりします。
「直線だからこそ応用しやすい」というのが長方形の良さです。

楕円形を変形してみよう
次は楕円形をベースにした変形です。
曲線が特徴的なので、変形すると一気に柔らかい動きが加わります。
例えば…
- 片側を細くすれば「水滴型」に
- 横に潰せば「動きのある楕円」に
基本の操作は長方形のときと同じで、アンカーポイントを選んでドラッグするだけです。
しずく型を作る手順
- 楕円形の一番上のアンカーポイントを選択
- 上にドラッグして高さを出す
- まだ丸みが残っている場合は、左右のハンドルを中央に引っ張って調整
①楕円形の一番上のアンカーポイントを選択

②選択箇所を上に引っ張って高さを出す

このままでは曲線が残ったままになるので左右のハンドルを選択した中央部分ドラッグする

これで、かわいい「しずく型」が完成します!
SNSアイコンや背景パーツに取り入れると、一気にデザインらしさが出ますよ。

楕円形のアレンジ例
楕円を少し潰すだけでも、シンプルな図形に動きが生まれます。
「丸=堅い」という印象が和らぐので、イラストや装飾デザインに取り入れると便利です。

まとめ
Photoshopの長方形や楕円形を「パス選択ツール」で変形するだけで、デザインの表現力はぐんと広がります。
今回はシンプルな変形方法を中心に紹介しましたが、ちょっとした工夫でロゴの一部やアイコン、装飾パーツなどにも応用できるようになります。
最初の頃は「素材サイトで探した方が早いんじゃない?」と思っていました。
でも思い通りの形ってなかなか見つからないんですよね。
そこでPhotoshopで自分で形を作ってみたら、意外と自由度が高くて「これなら好きな形にできる!」と気づきました。
練習がてら挑戦してみる価値は十分ありますよ。
「難しい操作はまだ自信がない」という方でも大丈夫。
まずは長方形や楕円を動かしてみるだけでも、きっと新しい発見があります。
今日からぜひ試してみてください!
最初の一歩は小さくても、デザインの自由度は一気に広がりますよ。


 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			